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医療コラム
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今日は野村先生がクリニックで頭痛+脳神経外科外来をやってたので、私は出張手術に行ってきました。手術をした患者さんは数ヶ月前にクリニックに受診した方です。頭痛で診てもらっていた他院で5年ぶりにMRIを撮影したら脳腫瘍ができていたとのことでした。精査すると右側頭部の髄膜腫のようでした。
術前MRI(造影)
造影MRIでは周囲の脳や血管を圧迫していますが「圧迫症状」はありません。そして「重要組織を含んで」いる感じはありません。側頭葉に接しているものの「てんかん発作」はありません。「周囲の脳に浮腫」もないようです。このように、圧迫症状なく、重要組織を含まず、てんかん発作もなく、周囲の脳に浮腫もない場合、手術適応はありません。
それでも手術を勧めたのは5年間で増大したからです。このまま何年かすると圧迫症状がでて重要組織を取り込んで、周囲に癒着して浮腫からてんかん発作を起こします。当初は手術適応なしと言われたようですが、それは文献的には正しいのですが、経験的には間違っていることもあります。
もちろん、患者さんが納得しての話ではありますが。。。本日無事に摘出術をおこないました。特に大きなトラブルもなく全摘出が可能でした。手術は慈恵医大の渡邉健太郎先生にお願いし、私は横で助手をしていました。渡邉先生とは前職の府中恵仁会病院で何年間か一緒に手術をしていましたので、信頼できる後輩です。
術後CT(単純)
手術を実施したのは豊洲にある東京Dタワーホスピタルです。このコラムには何度も登場していますが、最近は毎月手術をさせてもらっています。写真は右から長谷川院長、渡邉健太郎先生、私と留学生3人です。留学生はマレーシア、台湾、インドネシアから来て、渡邉先生について回って勉強しているとのことです。

クリニックを守ってくれた野村先生とスタッフのみんな、手術執刀してくれた渡邉先生そして病院を自由に使わせてくれる長谷川院長ありがとうございました。今は毎週のように入院、血管撮影や手術適応患者さんがクリニックを受診するので、サポートしてくれる方々には引き続きお世話になります、よろしくお願いいたします。