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頭痛について
Headache頭痛について

日本人の約4人に1人が、週に1回以上頭痛に悩んでいるとされています。しかし、適切な治療を受けることで、頭痛はかなり楽になることがわかっています。
当院の頭痛外来では、脳神経外科専門医がMRIによる画像診断を含め、頭痛の原因をしっかり調べて一人ひとりに合った治療をご提案します。
「脳や血管に異常がないか確認したい」という方も、安心してご相談いただける環境を整えています。
また、より専門的な診断治療が必要とされる難治性頭痛、慢性頭痛や小児の頭痛患者さんには、頭痛専門医(指導医)による診察をご案内しています。
我慢しているその痛み、まずは一度ご相談ください。
Flow頭痛診断と治療の流れ
STEP01
問診
頭痛の頻度やパターン、過去の病気などをお伺いします。
STEP02
検査
頭部MRI、MRAで脳の異常、脳血管の異常がないか精査します。場合により血液検査で動脈硬化のリスクや炎症性病変がないかどうかもチェックします。
頭痛の中には早急に治療が必要なケースもあり、即日の検査と診断が大事です。
他院で脳の検査や頭痛の治療を受けたことがある方
他院で撮影された画像データをお持ちください。
CTのみ、MRIのみで脳血管の状態を確認していない場合、当院で検査を実施し、脳の断面図 とMRA検査で脳血管の状態を確認いたします。
Types of Headaches頭痛の種類について
若い頃から 頭痛にお悩みの方、
天気が悪いと頭が痛い方
若い頃から繰り返す頭痛、天気が悪いと頭が重いような方は、片頭痛である可能性が高いです。片頭痛はズキズキした頭痛だけでなく、頭が締め付けられる、首肩がこって重い、ぼーっと集中できない等の症状が特徴で、光や音に敏感になったり、吐き気を伴うこともあります。
2021年からは片頭痛を予防するための注射剤が発売され、片頭痛患者さんのQOLを劇的に改善させることに成功しています。そして、2026年には同効薬の内服も発売されたため治療や予防の幅が広がりました。頭痛が起きたときに使う治療薬と、頭痛を起こりにくくする予防薬を組み合わせることで、痛みのない、頭がスッキリした毎日を取り戻すことができます。
「頭痛くらいで病院に行くのは大げさ」と思って我慢している方、「頭痛は何科にかかれば良いかわからない」と思っている方、「市販の痛み止めを常用している」という方も多いですが、適切な治療で大きく改善できる病気です。まずは一度ご相談ください。
ストレスが多い、首肩こり、
頭頂部や後頭部がチクチク痛い方
緊張型頭痛、後頭神経痛の可能性があります。首や肩まわりの筋肉が緊張・こわばることで引き起こされます。デスクワークや長時間のスマートフォン使用など、同じ姿勢を続ける生活習慣が影響することも多いです。後頚部にある神経が刺激・圧迫されることで起こります。首を動かしたときや、頭皮に触れたときに痛みが走ることもあります。
痛み止めや筋肉をほぐす薬の処方に加え、神経ブロック注射や神経痛に対する薬の処方、後頚部のマッサージなど、症状に合わせた治療で痛みを和らげることができます。首への負担を減らすための日常生活のアドバイスも行います。
目の奥をえぐられるような激しい頭痛
群発頭痛の可能性があります。痛みと同時に、目の充血・流涙・鼻水など自律神経の症状が現れることも多く、片頭痛とは異なる特殊な頭痛です。原因はまだ完全には解明されていませんが、治療法は確立されています。
発作が起きたときは注射薬や酸素吸入など、この頭痛に特化した治療が必要です。「市販の頭痛薬が全く効かない」という方は、一度ご相談ください。
最近、頭痛を発症した方
いつもと違う頭痛がある方
「今までとは違う」と感じる頭痛は、念のため詳しく調べることをおすすめします。
慢性頭痛の症状と決めつけて病気の発見が遅れるケースもあるため、MRI検査で脳の断面だけでなく脳血管の状態も確認する必要があります。
頭痛精査で異常所見が見つかった場合
症例
- くも膜下出血、脳動脈瘤や脳動脈解離
- 外傷性くも膜下出血、脳挫傷や硬膜下血腫(急性〜慢性)
- RCVS(可逆性脳血管攣縮症候群)
- 脳腫瘍、脳膿瘍や水頭症など占拠性病変
- 副鼻腔炎(急性〜慢性)
MRI検査で上記のような異常が見つかっても、外来で経過観察できるものは当院で継続して診ていきます。入院や手術が必要なケースでも、連携病院と24時間体制で連携しているため心配いりません。
特にRCVS、軽度のくも膜下出血や慢性硬膜下血腫などは、当初の検査ではわからなかったり、CTのみではわからなかったりするケースもあります。繰り返しMRIや脳血管のMRA検査を撮影して診断に至るケースもありますので注意が必要です。