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もの忘れ・認知症について
Dementiaもの忘れ・認知症について

加齢によって多少のもの忘れはありますので、それだけで病院へ行く方は少ないかもしれません。
心配なのは、認知症による『もの忘れ』と、病気や薬による『もの忘れ』です。
これらは早い段階でもの忘れを発見し、適切な治療を行うことで、回復するものもあります。
もしかしたら…と悩む間に、現在の状態を把握してみませんか?
認知症の種類
アルツハイマー型認知症 | 認知症の中でも、アルツハイマー型は一番多く、女性に多いと言われています。 年数をかけて徐々に進行し、記憶障害が目立つようになります。 |
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血管性認知症 | 段階的に症状が進行し、もの忘れよりも、今までできたことができなくなる障害が目立ちます。 急に起こる場合と、小さな脳こうそくの積み重なりで起こる場合があります。 |
レビー小体型認知症 | 女性よりも男性に多くみられ、日によって症状の変動があります。 幻視や、手足のふるえ、小刻み歩行などの症状があります。 |
前頭側頭型認知症 | 比較的若い年齢でみられ、人格や性格の変化が現れます。 |
正常圧水頭症 | 転びやすい、忘れっぽい、おもらしをするなどの症状から、「年のせい」にされてしまいがちな病気です。 治療できるもの忘れです。 |
慢性硬膜下血腫 | 頭を軽くぶつけるなどの外傷により頭の中の細かい血管が破けたり切れたりして起こります。 認知症と似た症状が現れますが、頭を打ってから数週間~数ヶ月経ってから発症するのが特徴です。 |
認知症予備軍:軽度認知障害(MCI)
認知症予備軍である「軽度認知障害(MCI)」は、軽い記憶障害はありますが、本人はもの忘れをしている自覚があり、日常生活には大きな支障はないか、あっても軽度です。
当院では、脳神経外科専門医が、以下の内容で診断いたします。
- MRIによる画像診断で、手術で治る認知症かどうかを診断します。
- 客観的評価(テストのようなもの)でもの忘れの程度を確認します。