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医療コラム
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画像は頚椎の第6/7番、左側の神経根症がある患者さんの画像です。頚椎で発生する問題には脊髄そのものの圧迫による脊髄症と腕にいく神経の圧迫による神経根症というものがあります。脊髄症だと、両手足の運動感覚障害が出ますし、神経根症だと片側腕の痛みや痺れがでることが多いです。そして、神経の障害はさらに末梢神経障害というものがあります。
基本的に脊髄、神経根や末梢神経の障害は圧迫か炎症が原因となることが多いです。筋肉痛や腱鞘炎でも似たような症状になるので、筋肉がこったり血行障害になっても痛みや痺れはでます。運動障害が発生する場合は減圧手術の適応になることがありますので、早めに検査した方がいいでしょう。前にも書きましたが、レントゲンだけで脊椎疾患の診断はできないのでご注意下さい。
2〜3ヶ月前にホームページを更新して末梢神経の話を書いたので、顔面神経、三叉神経や後頭神経の症状の方の受診が増えました。MRIをチェックして、あとは症状に応じていろいろ治療は患者さんと相談します。主に手術が必要なのか、薬か経過観察か。経過観察も自律神経失調症なのかメンタルストレスなのか、一回の外来診察では結論まで出すのは難しいこともあります。
頚椎、腰椎のことはまだホームページにアップしていないので、詳細はページを作成してからになると思いますが、頚椎や腰椎のMRIは当院で実施し診断までしていますし、万が一手術適応の場合も適切に対処いたします(多くは専門医への紹介)。最近は赤坂で開業したペインクリニックの先生に依頼する症例も増えました。
自分でブロックまでできればいいのですが、なかなか時間的にもスキル的にもトリガーポイント注射程度になってしまいますので、込み入った症例はペインクリニックの方がいいでしょう。ペインクリニックにもいろいろあって、内服薬が基本のところは要注意で、痛みの原因となっている神経をブロックするのが基本だと思います。
神経痛の薬はリリカとかタリージェとかいう薬がよく処方されますが、私はよほど他に手段がない限りは処方しません。どうしても処方してほしいという患者さんには出しますが。。。結構、副作用が強くてぼーっとしてクラクラするようです。その他にはメチコバールというビタミンB12、これは効いているか不明のお薬。ユベラというビタミンE、これは血行を良くすると言われるビタミン。
明らかに圧迫がある症例、明らかにヘルペスウイルスの感染症例ではない限り、末梢神経障害の治療はなかなか難しく、画像診断までは責任持ちますが、内服処方はいろいろ試してみるので、なんどか再診してお話しできればいいかな?と思っています。でも、多くの患者さんは「脳と血管に異常なし」と聞くと再診しません、異常ないと聞いて安心して治ったということでしょうか?