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医療コラム
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今日は野村先生がクリニックの外来担当でしたので、私は連携病院に紹介入院させたもらった患者さんの脳血管撮影に行ってきました。
脳血管撮影は手首の血管からするのを基本としていますが、若い患者さんだと解離したりスパスム起こしたりトラブルになるケースがあるので、血管径が太い大腿動脈から実施しました。局所麻酔で実施するので、患者さんは鎮静したにもかかわらずよく喋っていましたので、お話ししながらやりました。
「先生は、ただの街のお医者さんじゃなかったんですね。。。」という言葉が印象的でした。
検査の結果はわずかに狭窄がある程度で、内服治療と保存的経過観察になりそうです。具体的には、抗血小板剤の内服、生活習慣病予防と内科的疾患(がありました)の治療をするということです。
この1年間で数人の入院患者さんをクリニックから紹介しています。以前にも書きましたが、退院後にクリニックに通っている患者さんは1〜2名だと思います。本来は同等の経験がある脳神経外科医がやっているクリニックに患者さんは通院してもらうように戻すのが病診連携ですが、都心の大病院はどこも赤字で病診連携どころではないようです。
「退院後は病院の外来で経過観察しますね」と言われれば患者さんはそのようにしますし、「退院後は紹介元のクリニックに通って下さいね、また何かあれば病院で対応しますよ」と言われれば、患者さんはそうすると思います。今まではそんな問題も病院のせいと考えていましたが、広い心で考えれば自分の力の無さかな?とも思います。
都心の病診連携が正常化するように、いろいろ作戦を練って今年から少しずつ動いていきたいと思います。