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医療コラム
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先々週の木曜日、学会に参加してきました。慶應大学脳神経外科が主催でしたが、今は学会屋が運営するのと、場所も大体同じなのでどこが主催しても雰囲気は変わりません。ただ、その医局や医局員と繋がりがあるメンバーで発表者や座長などが決まる傾向はあります。
ランチョンセミナーでは頭痛診療の話を聞きましたが、今やっていることから新たな知見はありませんでした。CGRP関連薬の内服が出ることがトピックスなのと、相変わらず頭痛診療は医学教育からは浮いた存在であることがわかります。
イブニングセミナーでは脳動脈瘤の血管内治療でWEBというデバイスがより良く臨床応用されている状況を確認できました。よく使用している施設では、コイルの使用は半減しているようです。FDステントをサイドウオールタイプに、このWEBをターミナルタイプに留置するというのが今後の流れでしょうか。唯一の問題は血栓塞栓性合併症対策で、FDステントは破裂急性期には使えないということです。
私が得意としていたクリッピング術は、ますます出番を失い、本当に必要な時にできる医者がいない、なんて時が近づいています。私は都内のクリッピング可能医師として、オファーがあればどこにでも行くつもりです。ただ、これも私の年齢や直近の経験にも左右されますし、どうなることやら。。。ひとまずいくつかの病院の指導医にはなっているので、オファーを待ちますがクリニックが忙しくなると行けなくなる可能性もまたあります。
学会に関してはWebでも参加できるセッションもあり、現地参加は多くなく、学会の在り方も今後は考えないといけないでしょうね。当面は各大学で引退前の主任教授で持ち回りということを考えると、全くの廃止というのも難しいのだと思います。
ところで、今週は神経内視鏡学会が大宮であります。私は12日(水)の午後にハンズオンセミナー講師として参加するので、クリニックの留守番は脳神経外科医の同志である尾崎先生にお願いしました。尾崎先生は20年以上の付き合いで、横浜新都市脳神経外科病院で手術に明け暮れた時に一緒にやっていた先生です。