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入院症例の主治医

ご無沙汰しています。いろいろ忙しくコラムの更新が滞っていました。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ホームページは少し手直ししていて、今後も更新予定あり作成中です。インスタは2週間に一回程度は更新していますので、そちらもご覧ください。

最初の写真は両側慢性硬膜下血腫です。向かって右側が左、左側が右になります。脳のシワ(脳溝)が見えにくくなっているのは圧迫が強い所見です。したがって、左硬膜下血腫は手術適応、右硬膜下血腫は経過観察です。患者さんは1ヶ月ほど前に頭部外傷あり、その当初から当院に検査に来ていました。その後、物が二重に見えて眼科受診しています。

慢性硬膜下血腫は頭部外傷後に1〜2ヶ月程度かけて血が溜まる病気です。この患者さんは1ヶ月で溜まっていますので、比較的スピードが速く溜まっている血腫になります。ゆっくりな場合は2週間後に再診再検査とするのですが、早めに溜まりそうだったので1週間後に来院してもらい上記の所見でした。同日に連携病院に入院し、翌日には手術をしてもらいました。

最近は多くの患者さんを病院送りにしている(?)のでご機嫌伺いのため木曜日に回診してきました。東京逓信病院では翌日退院予定の患者さん1名回診、1名は脳血管撮影を実施。聖路加国際病院では術後の患者さん1名とくも膜下出血で経過観察中の方1名にお会いし、夜に東京Dタワーホスピタルで海綿状血管腫からの出血の方に会いました。皆さん喜んでいただいていました、すぐに受け入れてくれる先生方に感謝です。

脳神経外科医は紹介受け入れに慣れているので、受け入れた患者さんには責任持って対応します。信頼をおける先生方にお願いしているので心配はしていませんが、その後の経過や治療方針に介入しないと主治医としての主導権は病院の先生に移ってしまうことを学習しました。なので、最近は入院させた患者さんのところを訪問しているというわけです。

某病院は紹介しても院内でさらに専門が分かれていて、知らない先生が主治医になっているケースがあります。そういった病院には他科他疾患の症例で紹介することはあっても、脳や脊髄関連の疾患で紹介するのはやめています。大病院の理事長や院長は耳が痛いかもしれませんが、末端の先生方まで品質管理が行き届いているということはないので、やはり個人同士顔の見える医療連携が重要です。

今月は脳血管内治療の予定も入りました。現在、私が出入りしている手術室がある連携病院と指導病院は7箇所あります。どこで手術しようかと考えましたが、オープンベッド契約をしている東京Dタワーホスピタルにお願いしました。最新鋭の機械で最高のホスピタリティーの病院ですが、医療は営利ではないためどうやってこれを維持するかというのは難しい課題です。

保険診療単独でクリニックの質を担保するのは難しいので、2年目のクリニック運営が始まり、新年度の4月を前にいろいろ考えながらやっています。患者さんもスタッフも、綺麗で安心できるクリニックがいいに決まってますよね。

赤坂溜池脳神経外科クリニック

tel.03-5572-1555

〒107-0052 東京都港区赤坂1-11-30 赤坂一丁目センタービル1階

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