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医療コラム
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年末は1年間のまとめを、年始は今年の目標を書こうと思っていましたが。。。忙しくてそれどころではありませんでした。
ちょうど一年前の休み明けから始動して、2025年1月14日に開業しました。いろいろ懸念していた問題も患者さんの少なさに助けられ、なんとか事なきを得ることができましたが、1周年を前にしっかりとした体制を整える必要性をひしひしと感じています。検査内容(案内、実施から結果説明まで)の充実だけでなく、スタッフの接遇や電話対応までも質を高めないといけません。
当初のキャッチフレーズは「敷居は低く、質は高く、その日のうちに安心を」でした。実際にはまだ敷居は十分に低くなく、質も十分に高くなく、すべての患者さんに安心を提供できているか?という点も考えると全体で80点くらいでしょうか。脳の検査に来院する方はいても、頚椎や腰椎の検査に来院する方は少ないし、血圧や生活習慣病予防で継続通院する方も少ないです。
東京消防庁のルールで入院施設がないと一次救急の患者さんはクリニックには運ばないということですが、大病院の救急外来の結果に不満で当日や翌日に当院に来院する方は沢山います。#7119に相談して当院を案内された方は沢山いるので、頭部外傷や脳卒中疑いの軽症者をクリニックに救急搬送してもらえれば、より地域医療に貢献できるのかな?と感じていますので、今後の課題です。
ところで、そのうちクリニックの対応疾患メニューを提示しようとは思っていますが、脳脊髄疾患の当日検査当日診断が最大の売りであるクリニックですので、混みすぎて検査ができないとか、予約が埋まってしまって希望日時に受診ができないとか、そういった問題は回避すべきで、サイドメニュー、裏メニューの増やしすぎは要注意です。
患者さんが脳脊髄疾患を連想する症状には「頭痛、めまい、しびれ、脱力から倦怠感やふらつき」多岐に渡ります。MRI等で脳脊髄に異常なしで終わりにしないで、その他の疾患や症状の治療にも対応したいところですので、連携クリニックや連携病院で対応するケースと、当院で対応するケースを調整しています。
その他にも健診やドックの依頼、外国人からの診療検査依頼も増えてきました。眼科、耳鼻科や整形外科からの紹介もかなり増えてきています。今後はおそらく脳神経内科、脳神経外科や循環器科からの依頼や大病院からの経過観察依頼も増えてくる見込みです。これらは診療報酬改訂や病院とクリニックの棲み分けが進むためです。
ひとまず、都内で脳脊髄疾患が心配ならまず「溜池脳外へ」と言われるように頑張りたいと思い、キャッチフレーズは引き続き「敷居は低く、質は高く、その日のうちに安心を」としておきます。(ちなみに新患の10%程度は東京都下や関東近県からの来院です。。。)